『催眠聖女 ローザ・フェアリー』あとがき


 皆様こんばんは!! 『催眠魔女の虜』の作者のクーガです!! 

 今回の『催眠聖女 ローザ・フェアリー』はいかがだったでしょうか? 約8ヶ月の間、毎週1話ずつの投稿という形で連載を始め、30話を持ちまして一旦終了となりました。 長かった......

 ローザ、トキロウ、セラの物語、楽しんでいただけたでしょうか? タイトルは『催眠聖女 ローザ・フェアリー』とありますが、主人公は完全にセラでしたね(笑)

 この物語は『催眠魔女の虜』の根幹となる物語でしたので、いつも以上に情熱と気合入れて制作に取り組みました。 この物語だけは絶対に書かなければならない!! そういった強い衝動が激しく沸き起こり、今作の制作に至りました。 

 この物語は、2年前に中東に滞在していた時に構想を練っていました。 それからコツコツと制作を始めておりまして、連載を開始した頃には90%近くは完成していたのです。 当初は全10話だったのです。 

 しかしいざ連載を始めると、やはり書き足りないと感じてしまい、第3話から制作をやり直しました。 第1話の初っ端なでいきなりセラとローザが出会うのはその名残です(笑)

 それでも割愛したエピソードはいくつかありまして、セラが行方不明になった少女を探すとか、トムとの交流などは勿体無かったのですが長くなりすぎてしまうと思い、泣く泣く割愛してしまいました...... それを含めたら35話位になったかな。

 話数でいえば、この『催眠魔女の虜』の中では『催眠道化師』に続く長さですが、文字数で言うと『催眠聖女 ローザ・フェアリー』の方が多いです。 なんと約28万文字!! 400字詰の原稿用紙でおよそ700枚!! よく書いたな(笑) 1話読むのにおよそ10分〜15分ほどかかるので、全話読むのにおよそ7時間位かかる計算になります(汗)

 肝心の内容ですが、催眠術を使う描写が殆どなく、催眠術というより超能力じゃないか? というツッコミは甘んじて受けます!! 実際、セラの能力は超能力のようなものですし、クーガもあえてそう描写しました。 開き直りです(笑)

 特にカグラとのバトルは完全に超能力バトルになってたし...... どう読んでも催眠術じゃないだろ!! 

 ただこれには意味がありまして、催眠術というものの表現を違った形で表したかったからなのです。 催眠術の表現というのは、ほぼほぼ完成しているように感じまして、他にもっと違った表現が出来ないものかと試行錯誤しながら書いてみました。 今回の小説は新しい催眠術の表現に挑戦したと自分では思っております!! 特にカグラとの戦いでセラが狼を使うシーンは特に力を入れました。

 個人的には表現力不足もあり満足はしておりませんが、一つの表現方法として可能性は見い出せた気はしております。 これからももっと良い表現を研究していくつもりです!! 

 それとこの作品はアダルトな表現を一切無しにしました。 それゆえ、面白く無いと思う読者の方も多勢いたと思います。 以前にも書きましたが、アダルトな表現に頼らない催眠小説の制作をクーガは突き詰めて行きたいと思ってまして、今作品はその大きな一歩になったとクーガ自身は感じています。 催眠術の表現も少なく、アダルト要素もない女性催眠術師の小説をよくもまあこれだけ長く書いたと呆れるやら、書いた自分を褒めたいやらと複雑な気持ちです。

 ちなみにクーガはアダルトな催眠小説大好きなので、そこはお間違えの無いようにお願いいたします(笑)やっぱり面白いよね!!

 もちろんこれからもアダルト催眠小説は制作していくので、ご安心ください!! しばらくアダルト作品を書いていなかったので、アダルトな作品を書こうかな...... 

 この物語は全3章から成り立っておりまして、今回の話は第1章になります。 第1章の『出会い編』、第2章の『王宮編』、第3章の『聖ヒプノ修道院編』の3章があり、まだまだ話は続きます。 特に第2章の王宮編は一味違った作品になると思います。 でもいざ書くとなると大変だな......(汗)まだ多くの謎が残されており今後の作品で、その謎が明らかになっていく予定です。『メスメデス教』とか、『暗黒催眠神』とか、『古代ヒプノニア』とかたくさんの謎が残されてます。

 登場人物のローザ・フェアリーについてですが、登場したての頃は精神的にも未熟で力も無いただの『催眠聖女』でしたが、後半になってその資質に目覚めました。 理想だけは高いが、力も弱く精神的にも弱いローザが、セラと出会うことによって逞しく成長していき、やがてはマザーになっていく成長の物語です。 ローザは大きな宿命を背負っています。 この『催眠魔女の虜』の中の他の作品に既にローザは登場しており、その宿命ゆえ悲劇的な最後を迎えています。

 『催眠魔女の虜』の中でローザは非常に重要な人物になってます。 ちなみのローザの孫が、『マリンの催眠日記』の主人公『夢野・マリン・フェアリー』です。 ローザの背負った宿命が彼女の死によって、マリンに受け継がれてしまいました。 この辺りはこれからしっかりと描いて行きたいと思います!!

 ローザについてはまだまだ書いていかなければならない部分がたくさんあり、今後はローザが中心になって物語が展開して行きます。 第1章はローザの影が薄かったな......

 そして時郎ですね。 時郎もまた悲しい宿命を背負ってます。 生まれた時から不治の病に侵され、母親のカグラには見捨てられ、その命はいつ尽きてもおかしくない状態の時にセラに命を救われました。 そこから時郎の運命も大きく変わりました。 セラの力を恐れた母カグラから命の恩人であるセラを守る為、時郎はセラを連れて『姫美島』家から逃亡します。

 しかし病を抱えた身での逃亡生活は過酷極まりないものでした。 そんな過酷な逃亡生活でも、二人はカグラの追っ手を交わしながら助け合って懸命に生きていきました。 時郎にとってセラは命の恩人でもありセラにとっても時郎は恩人なのです。 二人の間には強い絆があります。

 でもそんな中でも時郎は少年らしい明るさと純真さを持ち合わせており、決して捻くれたり絶望したりしませんでした。 時郎はこの物語の清涼剤のような存在ですね。

 この物語は時郎がいないと本当に暗い話になってしまいますので、クーガとしては時郎の明るさは一つの救いでした。 セラが寝ている隙にキスをしようとしたのは思春期の少年らしい行動ですね(笑) あと、時郎のモデルは『銀河鉄道999』に出てくる『星野 鉄郎』です!!

 命の恩人であるセラと母親であるカグラとの間で板挟みとなった時郎ですが、時郎はカグラではなくセラと共にいることを選びました。 二人の絆もこの作品で描きたかったものの一つですね。

 この時郎は現在の『催眠魔女の虜』の中ではローザ同様既に故人となっております。 他の小説に描いてある通り、時郎はセラと結婚して二人の間には娘がいます。 その娘が『催眠魔女の虜』の主人公の『君島 まどか』ですね。 あともう一人娘がいますが、本編ではまだその正体は明らかになっておりませんが、既にある作品に登場しています!! あの小説ですよ!!

 この時郎の存在も『催眠魔女の虜』にとって重要な存在です。 時郎の存在がこの物語の根幹に大きく関わっています。 その辺りも今後描いて行けたら良いなと思っております。

 この時郎の母親が現『姫美島』家の当主であり『天眠大神 姫美島 迦虞羅』です。 このカグラこそが『催眠魔女の虜』の物語の全ての元凶ともいうべき存在でしょう。 独善的で支配的であり冷酷非情にして、傲岸不遜というまさに非の打ち所がないクソ人間です(笑)

 『姫美島』家を絶対だと盲信しており、人の話などには一切耳を傾けません。 自分が一番だと思っているため、全ての人間を見下しています。 ただそれだけの力も有しているため、誰もカグラに逆らうことができません。 カグラの母親で時郎の祖母である『姫美島 日魅子』もカグラには何も言えないような状況です。 

 憎き存在のカグラですが、カグラの存在なしにこの物語は成立しません。 カグラというキャラクターは『催眠魔女の虜』の小説を書き始めた初期の頃から既に出来上がっていたのですが、その当時の自分の力量では持て余してしまうと考えて、ずっと登場させていませんでした。

 このカグラの存在を活かすようなキャラクターが生まれた時、カグラを登場させようと思っていたので、この作品でカグラを登場させられたことは、クーガとしては感無量といったところでしょうか!! やはりセラぐらいのキャラクターじゃないと釣り合わないですからね。

 カグラがなぜこのような性格になったのかをもっと描いてもいいのですが、クーガの個人的な想いとしては別にクソ人間のままでもいいかなと思っております。 逆にカグラは可哀想なやつなんだと思われるよりは、こいつは本当にクソ野郎だなって思われた方が悪役として清々しいかなと思ってます。 世の中には生まれながらのクソがいるという典型にしたいな(笑)

 ただ、セラを倒すために命の危険のある修行に取り組むことも厭わない強い信念も持ち合わせているので、努力を怠らないクソ人間的な悪役にしてこうかなと...... 執念深さは悪役には必要不可欠ですから!!

 このカグラとセラの戦いは長きに渡る予定です。 カグラも本編では既に故人となっていて、このカグラの死が『姫美島』家とセラの間に決定的な亀裂を産むことになります。 そして時郎とセラの別れも...... このあたりの話はまだまだ先になりますが、楽しみにしていただけたら嬉しいですね!!

 さてラストはいよいよ真打であるセラです!! 本名は『藤堂 世羅子』であり、本編を読んでいただいた方はお気づきだと思いますが、このセラこそ『史上最強 究極の催眠術師』にして、『催眠魔女の虜』のラスボスでもある、『催眠女帝 ゼラ』の少女時代です。

 このセラは本編ではゼラを名乗っており世界制覇の野望を持ち『催眠魔女』たちと対立しております。 『催眠魔女』のリーダーである『君島 まどか』は実の娘です。

 なぜゼラは世界制覇の野望も持つようになったのか? なぜ姉妹のような関係であるローザの大切なものである『聖ヒプノ修道院』を滅ぼそうとしているのか? ゼラの行動には多くの謎があります。 またローザの死が大きく関わっているのも間違えありません。 ゼラは闇堕ちしたのか? それとも何かの信念を持って世界制覇の野望を持つようになったのか? それは今後の物語で語られていくでしょう......

 セラは短編小説を除くと、本編に登場した女性催眠術師の中では実は一番最年少の女性催眠術師なのです。 セラの年齢ははっきりと明記しなかったのは、皆さんが自由に想像していただけるようにとあえてはっきりと明記しませんでした。 美少女催眠術師で妄想してください(笑)

 まぁ、セラの能力に関しては催眠術師というよりは超能力者みたいな感じはしますが、果たしてセラは催眠術師なのか、それとも超能力者なのか、はたまた魔女なのか、それとも天使なのか悪魔なのか? 人間なのかすらわからない存在です。 これもあえてはっきりとはさせませんでした。 セラの存在は一体何なのか? 読者の皆さんはきっと色々と想像されたのではないでしょうか? 読者の皆さんにそういった想像をしてもらいたいと想い、はっきりとは書きませんでした。 皆さんはセラはどんな存在だと感じたでしょうか?

 セラはあまり感情を表に出さないように書いたのですが、その辺を上手く表現できたかは微妙なところかと思っております。 でもその曖昧なところが逆にセラの魅力を増して見せるのかもしれませんね(言い訳) セラがトキロウを騙してケーキを顔に浴びせるシーンは作者的には気に入っております。 セラのいたずら心が垣間見えるシーンで可愛かったですね!! この可愛い子が後に『催眠女帝』なるんですよ!!  皆様も印象に残っているシーンがありましたら教えてくださいね!!

 セラはカグラとは対照的です。 利己的で自分の為にしか力を使わないカグラに対して、セラは他人の為にしか力を使いません。 自分の利益の為に力を使わないセラと自分の欲望だけに力を使うカグラとの対決!! 対照的な二人が激突する場面は作者として興奮が最高潮に達して書いていました!! 特に二人が対決前にセラが怒りで吠え、カグラが名乗りをあげるシーンは書いた自分が痺れましたね!!

 今回では二人の決着はつかなかったですが、いずれまた二人は雌雄を決することになります!! その時は今回以上の壮絶な戦いになりますので、こちらも楽しみにしていてください!!

 余談ではありますが、クーガは『藤堂 世羅子』という名前をとても気に入っています!! ラスボス感がありそうな名前でありながら、実際に存在しそうな名前であり、セラやゼラなどのカタカナでも使える名前としてこの名前にしました。 『大催眠院 邪眠子』とかだといかにも過ぎて、ギャグになりそうだし(笑) なるべくぶっ飛んだ名前はつけたくないなというのがクーガの意向です。 迦虞羅は盛ったけど(笑)

 セラは書いていてとても楽しく、時郎との掛け合いは本当に勝手に話が進んでしまいました。 これもセラに魅力があるからこそでしょう!!

 ただセラは話がシリアスになりやすという弱点がありエロ要素もないので、皆さんからすると物足りなく感じる部分もあるかと思います......

 最後の方なんか完全に時郎を尻に敷いてましたし、古女房みたいになってたな......

 そんなこんなでとりあえず無事に第1章を完結することができました。 週1ペースでの投稿はかなりキツかったですが、何とか書き終えてホッとしております。 ただ寂しさもあります......(泣)

 続きに関しては今後はまず未完の小説を中心に制作し、その合間で続きの制作をしていこうと考えております。 頑張って未完の小説を完結させないと......(汗)

 本編を書き進めていけばローザ、トキロウ、セラはちょこちょこ登場することになるので、寂しくならないかな(笑)

 それとセラのイメージ動画を作成しました!! YouTubeチャンネルにアップしてありますのでぜひご覧ください!!

 下にも動画を貼っておきますね↓




 動画のあるイラストはイラストレーターさんに依頼したものです。 ただラフが多いのは、途中でイラストレーターさんと連絡が取れなくなるハプニングがありまして、イラストが未完成に終わってしまいました(泣) 完成したイラストは一枚だけ...... それでもラフ画があったので、それを組み合わせてセラのイラスト動画として制作しました。(勿体無かったから)

 音楽はTVアニメ『吸血姫 美夕』のオープニングに使われた川井憲次氏の神曲『神魔の鼓動』を使わせていただきました。 セラのイメージにピッタリだと僭越ながら感じております。 『魂のルフラン』とどっちにしようか迷ったけど......

 なんやかんやで今年も残すところあと僅かとなりました。 今年は小説制作を再開できて本当に良かったです!! 作品も書き上げたし、YouTubeで動画の制作も出来たしと充実した1年になりました!!

 それでは皆様、今年もお世話になりました!! 社会情勢も色々と大変ですが、来年も『催眠魔女の虜』をよろしくお願いいたします!!

 良いお年をお迎えください!!


 クーガ




  

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