奥様は催眠魔女(17)

 魔瞳華の催眠術によって、男達は再びステージに集められた。 魔瞳華の下僕となり、男達は喜びに満ちた表情をして、ステージに立っていた。  「それでは皆様、次は、私の催眠の力で、彼ら下僕達に不思議な幻想の世界を体験してもらいましょう……」 魔瞳華はステージの上に用意された箱の中から、占い師が使うような、大きな水晶玉を取り出した。  「この水晶玉の中には、今彼方達がいる世界とは、全く異なる…

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奥様は催眠魔女(16)

魔瞳華に選ばれた健二たち七人の男達は、魔瞳華の忠実な下僕になってしまった… 「さぁ、下僕達… 跪きなさい…」 健二達は魔瞳華の命令通り跪いた… 「私の手に忠誠を誓う口づけをしなさい…」 先ほどの三人と同じように、魔瞳華に忠誠を誓う口づけをするように命じられた… 「はい… クィーン魔瞳華様…」 男達は陶酔した表情で、差し出された魔瞳華の手に忠誠の口づけをしていった。 この儀式を終えて、…

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奥様は催眠魔女(15)

突然、美羅の代役として現れた、『催眠クィーン 魔瞳華』… 金色のドレスを身に纏い、妖しげな雰囲気を漂わせている… 観客たちはその姿に、すでに心を奪われていた。 「それでは、これより皆様を私の催眠の虜となって頂きましょう…」 妖しく微笑む魔瞳華… 「それではまず、美羅の催眠術にかけられた、催眠奴隷達の術を解きましょう…」 先ほど美羅に催眠術をかけられて、催眠奴隷にされた三人はステージ上…

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奥様は催眠魔女(14)

美羅のショーを見てから、健二の頭の中は、妻の忍が美羅ではないかという疑問で頭がいっぱいだった。 そのため、わざとパソコンで美羅の情報を集めたりしているところを見せたりしていたが、忍は普段と全く様子が変わらなかった… もともと、忍は謎が多い… 時々、健二でも理解出来ないような本を読んでいたりする… 健二は忍と出会ってから、ずっと思っていたことがあった。 忍は自分の能力をあえて隠している…

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奥様は催眠魔女(13)

北条はテーブルの上に置いてあったノート型のパソコンを操作し始めた。 「こちらが当クラブに所属している『催眠魔女』達でございます」 北条は誇らしげに安川にパソコンのモニターを向けた。 「残念ながら全ての催眠魔女達をお見せすることは出来ないのですが、一部だけご覧頂きたいと思います」 モニターには数人の女性の画像が映し出されている。 「詳しく知りたければどうぞ、画像をクリックしてくだ…

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奥様は催眠魔女(12)

明日、『ヒプノクラブ 催眠魔女』に訪れることになった安川は美羅から送られてきた催眠ショーのDVDを観ていた。 DVDには美羅に催眠術にかけられて操られている自分が映っていた。 安川にはショーの記憶は断片的な記憶しかなかった… 映像を観てみると美羅に催眠術をかけられ弄ばれている。 その自分の様子を観て安川は興奮していた。 「俺はこんな風に美羅に操られていたんだ… 凄い気持ちよかっ…

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奥様は催眠魔女(11)

安川は仕事も終わり、真っ直ぐ自宅へと向かっていた。 今日は金曜日で、明日から三連休であったが、安川は特に予定はなかった。 美羅の催眠術ショーから十日がたっていたが、安川は未だに美羅の催眠術の余韻を感じていた。 ショーが終わってから、美羅のことばかり考えている。 女性の催眠術師にずっと憧れを持っていた。 そしてもっとも憧れていた美羅に催眠術をかけられて操られた快感を忘れられなかったのだ…

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奥様は催眠魔女(10)

健二と安川はショーが終わって、二人で大手チェーンの居酒屋で酒を飲みながら、今日のショーの話をしていた。 「いやぁ~… 美羅は凄いよ!! なんかこう圧倒されるような雰囲気があってさ、それに妖しい魅力があるよな!!」 安川はビールを飲みながら、興奮していた。 「しかし、あんなにあっさりと催眠術にかかるものなのかな?」 健二が安川に聞いた。 「それがさ、美羅に見つめられた瞬間に俺、頭…

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奥様は催眠魔女(9)

誠、亮介、隆の三人は椅子に座り、美羅の催眠術で眠っていた… 「誠さん、目を開けて私のところへ来なさい…」 美羅が命令すると、「はい…美羅様…」 と返事をして誠は立ち上がりフラフラとしながら、美羅の元へと歩いていった… 「いい子ね、誠さん。 ここに立ちなさい…」  「はい…美羅様…」 誠はぼんやりしながら、美羅が指示した場所に立っている。 美羅は人差し指を誠に刺すように向け…

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奥様は催眠魔女(8)

美羅は椅子に座りぼんやりしている亮介に、「亮介さん、ここにいらっしゃい…」 美羅が亮介に命令すると、「はい…美羅様…」 亮介は立ち上がりフラフラと歩き出しながら美羅の支持する所に立った。 「亮介さんは私の催眠奴隷よ。 私の命令には何でも従いなさい!!」  「はい…美羅様…」  「いい子ね!! では、亮介さんに質問するわね。 答えるととても気持ちが良くなるわ」 美羅は安川や誠と同…

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奥様は催眠魔女(7)

「はい… 美羅様…」 美羅に命令され、フラフラとしながら誠はステージの中央へと歩いていった。 「さあ、ここに立ちなさい」 美羅はステージ中央の一番前に立つように誠に命令すると、「はい… 美羅様…」と返事をして、美羅に命令された通り、ステージの中央へと立った。 「誠さん。これから質問するから答えてください。 質問に答えるととても気持ちがよくなるわ。わかった?」 「はい… 美羅様……

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奥様は催眠魔女(6)

誠、亮介、安川の三人は床に崩れ落ち眠っている。 「ふふふ…かわいい寝顔の赤ちゃん達ね」 美羅は三人の安らかな寝顔を見て、満足そうな笑みを浮かべていた。 三人の寝顔は母親に抱かれている赤ん坊のように無邪気な寝顔であった。 「さあ…かわいい催眠奴隷たち、目を開けなさい」 美羅が命令すると 「はい…美羅様・・・」と返事をして三人はゆっくりと目を開けた。 「そのまま、ハイハイしながら自…

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奥様は催眠魔女(5)

安川たち三人は美羅の催眠術によって、床に崩れ落ち眠っている。三人とも心地良さそうに眠っていた。 「さあ・・・催眠奴隷たち目を開けて立ち上がりなさい・・・」 美羅が三人に命令した。 「はい・・・美羅様・・・」 三人は命令通り、目を開けて立ち上がった。 「そのまま、自分たちの席に戻りなさい・・・」 「はい・・・美羅様・・・」 三人はフラフラとした足取りで自分達の席へと戻ってい…

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奥様は催眠魔女(4)

安川たち三人はステージに用意された椅子に座り、ぼんやりとしていた。 すでに美羅の催眠術にかかっているようであるが、やはりショーである以上催眠術をかけるところを見せなければならないだろう。 「さあ・・・ これから三人に催眠術をかけたいと思います」 そう言って、美羅はすうっと右手を三人の前に伸ばした。 そして、三人に向けられた右手の指先を妖しく動かし始める。 「さあ・・・ 私の目を…

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奥様は催眠魔女(3)

健二と安川は美羅の催眠ショーが行われるクラブへと向かった。 ショーは会員制の高級クラブで行われる。 美羅のショーは滅多に開催されない上に、観客の数もあまり多く入れないのだ。 それに高額な上に抽選で当たらないといけない。 美羅のショーを観に来る人間は富裕層が多いらしい。 しかし、ネットなどでは美羅のショーを観たものは、その催眠術の世界の虜になってしまうという噂だった。そのためチケ…

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奥様は催眠魔女(2)

「じゃあ、仕事にいってくるね!!」 健二は玄関で靴を履きながら言った。  「待って健二さん!! これお弁当!!」 台所から急いで来た忍は愛妻弁当を健二に渡した。 「ありがとう!! 忍のお弁当は本当に美味しいんだよな!!」 健二は嬉しそうにして、弁当をカバンの中へとしまった。  「今日は友達と夜に食事するって言ってたよね。 いつも家で家事してくれてるから、今日は友達と楽しんできな…

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奥様は催眠魔女

ジリリリッと目覚ましがなった。 健二は今朝もすっきりと目が覚めた。 ベットから起き上がり、寝室を出てキッチンに向かうと、キッチンから朝食のいいにおいがする。 「おはよう!! もうすぐ朝ごはんできるから・・・」 妻の忍が明るい声で言った。 健二と忍は結婚して三ヶ月の新婚夫婦である。 健二はサラリーマンで忍は専業主婦であった。 洗面所で顔を洗い、新聞を取りに玄関へと行き、その…

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